スティグリッツ早稲田大学講義録 グローバリゼーション再考 (光文社新書)価格: 735円 レビュー評価:4.5 レビュー数:13 さらっと読める良い本です。
国内の諸報道ではほとんど見えて来ない部分を、解りやすく説明してくれています。
折りしも円高・国内株化下落の著しい昨今、ソレは何故起きたか?を大きな流れの中で考える上でも参考になります。(S&L破綻、クリントン政権後半以降の動きなど)
そしてIMFについて。ここからは?既にIMFも世界銀行も良くない報道(ゴシップ系)はあれこれなされた後ですが、著者の真骨頂と言えるでしょぅ。
グローバリズムへの懐疑、どこを見るべきか、一助になると思います。
だがしかし、これは1つの視点として、全てを鵜呑みにせず、世界の金融情 |
マクドナルド化する社会価格: 3,675円 レビュー評価:4.5 レビュー数:6 マクドナルドの本ではなく、
社会科学に関する研究をまとめた本です。
もちろん、マクドナルドという言葉もサービスも、多く登場しますが、
隠喩としての役割が大きく、ファーストフフードレストランの代表格として
取り上げられています。
マクドナルド化は、簡単に言うと
ドイツの経済学者マックス・ウェーバーの合理化理論の拡張として
とらえられています。
経済や社会についての本なので、
単にマクドナルドが好きな方には、オススメできません。 |
コンサート・イン・ベルリン/早稲田大学交響楽団価格: 1,500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 どんな腕達者なオーケストラでも出来ない最上のライヴが刻印されています。最初の武満さんでため息つかせ、ロミジェリで呼吸を苦しくさせ、レスピーギで眼をくらませ、最後は闇鍋の外山マジック、手の内わかっているのにジーーンときます。高関さんの職人芸(プロ根性)が堪能できます。御法度のブラボーも、名物アンコール足踏みも、いけない口笛も吹き荒れる(実際収録されています)納得の逸品です。 |
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入門ビジネス・エコノミクス価格: 2,310円 レビュー評価:3.0 レビュー数:4 大きな字で読みやすいカラフルな入門書だが
薄いのにカバーしている範囲が広すぎて単体では使えない
ただ章末の問題や索引などは使えるので授業の復習などには使えるし
いい意味で経済学をすっきりまとめているので俯瞰的な理解の助けにはなる
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早稲田大学の実力 (マガジンハウスムック)価格: 980円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 ダカーポ特別編集、やってくれました。
なかなか深く面白い「早稲田本」の登場です。
わざわざこの本のためにだけ、本屋に行って、いそいそと
買い求めた夫はもちろんお気に入りです、赤の他人の私が
みても、なかなか引き込まれるものがあります。
以前、我が家でスマッシュヒットだった「早稲田の学生街」は
古い写真をメインの構成で「懐かしさ」が全面にでていました
が、この本は、「古きよき早稲田」だけでなく「早稲田人の
パワー」みたいなモノも沸々と感じさせてくれて、そこに
味があるのだと |
マーケティングをつくった人々価格: 2,100円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 「マーケティングの神様たち」はほぼ全員(失礼ながら)生存しており、間接的ではあるが肉声が聞ける、というのはまさに歴史的に新しい分野であるからこそ、といえる。マーケティングをさらに細分化して、それぞれの分野を確立した先人たちのインタビュー集なので、学問的な深いツッコミはないが、発想法や学説の発展のさせかたなどかなり参考になる。マーケティング専攻を決めて、さらにこれから卒論や修論のテーマを絞り込みたい時には、まず本書を読んでみることをお勧めする。蛇足ながら、ほとんどの方が大学教授を辞めて、コンサルタントや講演業にシフトしているようで、やはり「実利」「実績」重視がもっとも顕著な分野のひとつであるこ |
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